こんばんは、Ｔです。
全国で積雪の影響が報道されています。観光や物流、農業に大きな被害も出ており、予断を許さない状況です。

さて、今回は「先輩ママに聞く！」第３弾ということで、今回のセミナー企画に最初の段階から関わっていただいている有澤瑞穂さんにお話をうかがいます。


Ｔ：有澤さん、よろしくお願いします！

有澤（以下「有」）：よろしくお願いします。

Ｔ：それでは、定番となっています家族構成について教えてください。

有：うちは主人と私、それに５歳の娘の３人家族です。

Ｔ：以前、うちの事務所にお嬢さんとお見えになりましたよね？とてもかわいらしかったのを覚えています。
さて、有澤さんは普段どんなお仕事や活動をされていますか？

有：２０１１年、出産後の女性がイキイキと社会参画ができるような社会になって欲しいという想いで「ママジョブネット」を立ち上げました。現在法人化に向けて組織を作っているところです。
ママジョブネットでは、働く女性やもう一度働きたい、今は働けないけど社会と関わりたい女性の支援としてまず情報発信となる媒体を作りました。
それがフリーペーパーのバンビーニです。バンビーニは年4回の発行を通して理念でもある「はたらく」「学ぶ」「成長する」「楽しく子育てする」ヒントを発信しています。
次に子育て支援としてママの祭典「ウーママフェスタ」を年1回開催しています。これはその日だけはママ業お休みです。託児を設けてママ自身が楽しめる時間を作り出したいという想いから始めました。ここは自分で何かやりたいと夢に向かって頑張るママが自分の作品を発表できる場所、情報発信できる場でもあります。
主にこんな活動をしています。

Ｔ：様々な事情や状況によって、今は働けないけど社会と関わりたい、もう一度働きたいと考えていらっしゃる女性は非常に多いけれど、その機会になかなか出会えないということをうかがっています。そんな女性のみなさんを支える仲間だったり、媒体だったり、場を創っていらっしゃるのですね。理念もさることながら、それを実際に形にして活動されていることが素晴らしいと思います。
ちなみに昨年の「ウーママフェスタ」には顔を出させていただきましたが、大変なにぎわいと盛り上がりから参加されている女性のパワーを感じました！
さて、先ほどお話にありましたフリーペーパー「バンビーニ」についてもう少し詳しく教えていただけますか？

有：先ほど少しふれましたが、このフリーペーパーは働く女性やもう一度働きたい、今は働けないけど社会と関わりたい女性の支援のための情報発信となる媒体です。
これまでは、出産後の働き方や生き方について学んだり、知るような情報が世に出ていませんでした。
多くの女性は妊娠や出産を機に離職し、育児に専念します。ですが、このブランク期間中に女性の心身や考え方は変化していきます。
「保育園の問題、夫の理解、年齢、スキルの劣化などの外的要因」と「自信がない、マイナス思考、できない理由探しといった内的要因」が自分を苦しめ身動きがとれなくなります。かつての私がそうでした。
バンビーニには、いろいろな女性のロールモデルを出しながら生きるヒント、働くためのヒントなどを見出してもらえれば十分だと思っています。
モヤモヤ中の女性に一歩踏み出す勇気を与えることができるのであれば、バンビーニは社会のお役に立っているんだなぁと。

Ｔ：なるほど、ご自身がかつて直面した悩みを解決するひとつのヒントとしてバンビーニの存在があるわけですね。
それでは、最後に出産における忘れられないエピソードがありましたら教えてください。

有：出産前は産む苦しみ、痛みへの恐怖が少なからずありました。だって経験者は皆、『ど痛かったらー』とか『ありえん、もう嫌だ』とか
言うので相当覚悟していました。
ですが、分娩台でいざその時が来ると、お腹の我が子が生きようと小さな身体で外に出ようとするものすごいエネルギーを感じました。
それでハッとしました。「痛いなんて言ってる場合じゃない、自分が我が子支えてあげなきゃ」と。そこから必死に呼吸を合わせて頑張ったつもりです。

Ｔ：お母さんのお腹に赤ちゃんがいてそこからうまれてくるって、本当にスゴイことなんですよね！男の私でも妻の出産に立ち会った時にそれを本当に強く感じました。赤ちゃんと妊娠時から出産の時までずっといっしょにいるお母さんはなおのことと思います。有澤さんの母としての思いが強く伝わりました。有澤さん、本当にありがとうございました。

有：ありがとうございました。


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